腰痛について

腰痛の女性

腰痛の原因となる筋肉はなんでしょう?

  

大腰筋は上半身と下半身をつなぐ大きな筋肉で、からだの表面からは触れないインナーマッスルです。

 

この大腰筋はからだを支える重要な筋肉ですが、この筋肉が緊張して縮んで硬くなると、骨盤が前に引っ張られてしまいます。

 

そうするとからだの後ろ側にある脊柱起立筋や腰方形筋といった背中から腰にかけての筋肉も引っ張られてしまいます。

 

この時、脊柱起立筋や腰方形筋は姿勢を保つために引っ張り返そうとして緊張したまま硬くなります。

 

そうすると筋肉に酸素と栄養素を取り込めず、老廃物もたまる一方で筋肉がパンパンに張ってしまいます。

 

さらに大腰筋は非常に強い筋肉なので、腰の筋肉は引っ張り合いの力に徐々に耐え切れなくなって痛みが出てきます。

 

そうです、これが腰痛です。

 

つまり、腰痛の原因となる筋肉は腰の筋肉ではなく、大腰筋なのです。

 

だから、腰が痛いからと言って、腰だけを治療してもらっていてもなかなか良くならないのです。

 

大腰筋

 

また、日常の腰の使い方によっても負担がかかってきます。

 

ものを持ち上げるときや、体を起こすときに、腰を反るように使うと腰を痛めやすくなります。

 

また、骨盤ごと向きを変えるのではなく、腰だけをねじったりひねったりするように使うと腰を痛めやすくなります。

 

こうした使い方をしていたり、反り腰の姿勢になっていると、さらに腰痛を長引かせてしまいます。

 

 

 

当院の治療は

 

①腰痛の本当の原因である大腰筋にアプローチします。

 

②緊張して硬くなっている筋肉をゆるめることでこりや痛みを取り、酸素と栄養素を取り込んで老廃物が流れる巡りの良いからだにしていきます。

 

③筋肉の緊張をゆるめてから、本来の位置に姿勢を戻していきます。

 

④ご自分でも腰痛の改善と予防が出来るように、セルフケアをお伝えします。

  

 

腰は日常的に負担がかかってくる部分ですし、身についてしまった身体の使い方や姿勢の癖などは1回の治療ですぐに改善できるものではありません。

  

しかし、続けていけば必ず今までとは違った心地よい巡るからだになっていきます。

 

当院では根本の原因から改善するとともに、ご自分の健康を守れるセルフケアをお伝えすることで、1020年と続くあなたの健幸作りを本気でサポートします!